ちくまる
2020年12月16日
美容にも健康にも効く!知られざる、お水のポテンシャル。
世の中には、さまざまな美容法や健康を維持する方法があります。
手軽に取り入れられるものから専門的な知識が必要なものまで、じつにさまざまです。
できればお金を掛けずにキレイになりたいものですよね。
ありました。それが、お水を飲むという方法。
お水を飲むことが美容や健康にどのような効果を発揮するのか。
さっそくご紹介していきますね。
人間の体は、水でできている。
人間の体の半分は水でできており、体温調整をはじめ、栄養や酵素を運んだり、浄化作用や老廃物を排除したり、生命維持などにつながる重要な役割を担っています。
また、細胞に含まれる水分は、年齢を重ねるたびに減少すると言われており、この乾きこそが「肌荒れ」「小ジワ」「くすみ」「クマ」の原因に繋がっているらしいのです。
だからこそ、日頃からしっかり水分を摂り、体内から潤すことでお肌の老化を防ぐことが大切なのです。
お水といっても、種類はさまざま。
お水には、軟水と硬水があります。
違いは、硬度。硬度とは、1Lの水の中に溶け込んでいるカルシウムやマグネシウムの量を数値化した値であり、WHO(世界保健機関)が定める基準値では、硬度が120mg/l以下を軟水、硬度が120mg/l以上を硬水としています。
軟水に期待できる効果
カルシウムやマグネシウムが少ない軟水は、肌や髪の毛、お腹まわりなど、すべてに優しいお水です。
ちなみに日本の水道水はほとんどが軟水と言われています。
硬水に期待できる効果
軟水と違い、カルシウムやマグネシウムが多い硬水。
とくにマグネシウムは、下剤にも含まれる成分ということもあり、便秘解消の効果に期待できます。
カルシウムは骨を丈夫にし、血液をサラサラにするなど、病気のリスクを減らす嬉しい効果にも期待できます。
成分の異なる水を、目的に合わせて飲み分ける。
◎便秘改善/マグネシウムや硫酸イオンを含むミネラルウォーター
◎不眠改善・美肌/カルシウムが多く含まれているミネラルウォーター
◎むくみ解消/カリウム分が多く含まれているミネラルウォーター
◎ダイエット効果/ミネラル成分の多い硬度1,000mg/l以上の超硬水 など
正しい水分補給のタイミングを知ろう
水を上手に飲む方法は「タイミング」と「量」。
基本は、朝起きた時と夜寝る前です。
人は寝ている間に汗をかきます。そこで失われた水分を補うため、この2回は必ず水を飲むようにしてください。
あとは運動や入浴後など大量の汗をかいたとき。
放っておくと脱水症状にもなりかねないので、いつもより多くのお水を飲むようにしましょう。
1.朝起きた時
2.夜寝る前
3.朝昼晩の食事の前
4.通勤・通学などで歩いた時
5.運動の後
6.入浴の前後
「毎日、水だけを飲むのがつらい」という方も多いと思います。
もちろんいきなりすべてを水にする必要はありません。
お昼休憩に飲んでいたコーヒーやジュースをお水に変えてみる、夕方以降はなるべくお水を飲むようにするなど、徐々にシフトしていけばOKです。