PROMO STAFF
2020年12月23日
ビタミンCだけじゃない!みかんで手軽にきれいになろう
秋になると、お店にみかんが出はじめます。 みかんといえばビタミンC!でもみかんには美肌に効く栄養素が他にもあります。 食後におやつに、手軽に食べられるみかんのことをもっと知って、秋冬の食べるスキンケアアイテムの一つとして、みかんを加えましょう。
1.収穫時期で色や味が違うみかん
9月に入ると、お店にはたくさんのみかんが並びはじめます。どれも青くて、酸っぱそうだなと思いませんか?
青いみかんは「極早生(ごくわせ)みかん」と呼ばれ、9月頃から収穫されるみかんです。
少し後の11月頃になると、「早生(わせ)みかん」が出始めます。色は極早生みかんのような濃い緑色はなく、全体に黄色のみかんです。
実は極早生みかんと早生みかんは、同じ「温州みかん」なのです。収穫時期の違いで呼び名が違います。もちろん、味も違っています。
極早生みかんは爽やかな酸味があります。酸っぱいみかんが好きな人にはおすすめです。
けれども甘味もしっかりあるので、十分デザートとして楽しめますし、10月下旬頃になると甘味が増してとても美味しいです。
早生みかんは甘味が増し、酸味ともバランスも絶妙です。甘いだけではない味わい深いみかんが好きな人には、ちょうどよい味のバランスです。
冬になると「中生(なかて)みかん」や「晩生(おくて)みかん」という、年末年始によく見かけるコタツの上に乗っている「あのみかん」になります。これらも温州みかんです。
2.みかんに含まれる栄養素と肌への働き
みかんにはビタミンCが多いことはよく知られていますが、美容によい栄養素は他にも含まれています。美容におすすめの主な成分を紹介します。
(1)ビタミンC
ビタミンCは美白やコラーゲンの生成に必要なビタミンです。
紫外線を浴びた後の肌には活性酸素が増え、シワやシミの原因になるダメージを与えます。ビタミンCはその活性酸素を無毒化する働きがあるので、シミやシワに効くといわれています。
この他にもビタミンCは、シミの元になるチロシンを作るチロシナーゼの働きを抑える働きもあることも知られています。
また真皮層で作られるコラーゲンの生成にも関与している、女性には欠かしたくない栄養素です。
(2)食物繊維
みかんの薄皮は食物繊維でできていますので、一緒に食べるようにしましょう。食物繊維は腸内のお掃除をしてくれます。
腸内環境が悪いと肌荒れや吹き出物などの肌トラブルが起きやすくなりますし、現代の食生活は野菜が不足しがちなので、みかんからも食物繊維を補給しましょう。
(4)β−クリプトキサンチン
β−クリプトキサンチンは抗酸化作用があり、ビタミンCと同じように活性酸素を無毒化し、紫外線から肌を守ります。
また体内に入ると必要に応じてビタミンAに変わります。ビタミンAは肌を乾燥から守る働きがある他、ヒアルロン酸をふやす働きもあります。
3.みかんの食べ過ぎには注意
みかんが美容によいからといって、いくらでも食べてよい訳ではありません。みかんには果糖という糖分が含まれています。
みかん1個で約46キロカロリーなので、10個食べるとショートケーキ1個食べるのと同じくらいのカロリーになります。
毎日ショートケーキ1個食べていたら、太ってしまいそうですね。くれぐれもみかんの食べ過ぎには注意しましょう。
4.何事もほどほどが一番
栄養に関しては、いろんな食材から栄養を摂るのがベストです。一つの食材ばかり食べていると、栄養が偏ってしまうだけではなく、 栄養の取りすぎにもつながるからです。ビタミンCは肌によく、貯蔵できない栄養素だといっても、 過剰摂取で下痢や腹痛が起きることがあるので注意しましょう。