PROMO STAFF
2021年01月04日
心まで温める炎の効果で疲労が蓄積した心身をリラックスしよう
炎は明かり・料理・暖をとる用途で使われる便利なものですが、同時に揺らめく炎を見ていると、ゆったりした気分になりませんか?家に暖炉や薪ストーブがない人でも、
旅行先で実際に見たり、映画などで見たことがある人がほとんどだと思います。
想像してみてください。薪が燃える音、炎の揺らぎ、柔らかい光、暖かさ。どんな気持ちですか?炎は単なる便利なものではなく、私たちの心理に働きかける効果もあるようです。
1.疲れた時に炎を見ると心が安らぐのはなぜ?
炎は「1/f ゆらぎ」(エフ分の1ゆらぎ)と呼ばれるリラックス効果があるといわれています。 1/f ゆらぎとは、規則性と不規則性の調和がとれたパターンのことで、炎のゆらぎの他、小川のせせらぎ、木漏れ日、人の心拍の間隔など 、自然界のあちらこちらに存在します。1/f ゆらぎを感じると、脳内にα波が多く出現するようになり、リラックスした状態になることがわかっています。
2.焚き火で親近感・会話が弾む
2005年に大阪ガスと日本大学が暖炉によるコミュニケーション増進効果について調査を行いました。
初対面の人同士の会話が、暖炉がある部屋と暖炉がない部屋で変わるかを調べたところ、
暖炉がある部屋での会話の方が双方共にリラックスする・癒される・親しくなれると感じ、コミュニケーションが円滑に進んだことが明らかになりました。
炎を見ながらの会話はリラックスでき、初対面の人でも自分と似たところがあると感じやすいようです。
焚き火を囲んで会話をすると話が弾みやすいと感じたり、相手に対して親近感を抱きやすいというのは、科学的にも根拠があるといえそうですね。
3.1日の終わりにゆったりした時間を過ごす
昔の日本家屋には囲炉裏がありましたが、どこの家庭にも暖炉や薪ストーブがあるといいなと思います。
「薪ストーブは3度人を温める」という言葉をご存知ですか?1度目は薪割り、2度目は薪を焚いた時、3度目はストーブで作った料理を食べる時だそうです。
毎日時間に追われている私には、ゆらぐ炎を見ながら料理を食べて、家族と団欒の時間を過ごすのが理想です。
食後はゆったりと椅子に腰掛けて、温かい飲み物でも飲みながら寝るまでの一時を炎の前で過ごし1日の疲れを癒す。そんな贅沢な時間を過ごしてみたいです。
4.簡単に炎の癒しを暮らしに取り入れてみよう
暖炉や薪ストーブは持てなくても、簡単に炎の癒しを得ることは可能です。夜にキャンドルを灯し、炎のゆらぎを見つめればリラックス効果が期待できます。
アロマキャンドルを使えば、よい香りに包まれてリラックスタイムを楽しむことができそうです。
今はキャンドルを灯さなくても電気があるのですから、あえてキャンドルを使って非日常を楽しむ心のゆとりを持つこともできます。
5.特別なイベントで炎に親しむ
普段の生活と離れて、特別なシチュエーションで炎を楽しむのもよいですね。例えばキャンプで焚き火をしたり、秋には焚き火で焼き芋も面白そうです。焚き火は禁止されている場所があるので、焚き火ができる場所に出かけていくところから楽しみましょう。
出かけなくても家族でバースデーケーキやクリスマスケーキにキャンドルを灯すだけで、ちょっと特別な雰囲気を味わえます。いつもはケーキにキャンドルは立てないという方も、炎のゆらき効果を得るために試してみるのはいかがでしょう。