まっつん
2021年03月10日
化粧品を変えても肌がイマイチ。それならビタミンエースに頼むしかない!
化粧水や美容液をエイジングケアに変えても肌の乾燥が酷い。いくらシミケアをしても少しずつ増えている・・・くすんで疲れているように見られるし、頬もハリが無くなってきた。
そんな悩みをもつのは私だけではないはず。
正直、外からのケアだけでは限界か・・・。
食生活を改善させて内からのケアをしないとダメなのかな~と思っていろいろ調べてみると、老化の素である「活性酸素」が原因なのかも。
そもそもなぜ活性酸素ができるの?
活性酸素は、細菌やカビなどの異物が体内に侵入したときに体を守るために必要になるもの。呼吸で吸い込んだ酸素のうち2%が活性酸素になるんだそう。
ただ、茶色く変色したりんごのように、
活性酸素が過剰に発生すると体内の正常な組織・細胞・内臓まで傷つけてしまうため、老化の原因になったりがん・心血管疾患・生活習慣病といった病気をもたらします。
その活性酸素から身を守るために、体には抗酸化作用が備わっていますが、抗酸化力を上回ると酸化ストレスが生じます。
活性酸素を増やす原因とは
紫外線や喫煙、過度のアルコールや強いストレスや激しすぎる運動は、活性酸素が増える要因になります。
激しすぎる運動がNGな理由は、有酸素運動は名前のとおり酸素を多く使う運動で、多くの酸素を体内に取り込み、体内に活性酸素が増えやすいから。
ほどよく息があがる程度の運動が良いと言われているのはそういう理由なんですね。
酸化ストレスが蓄積してくると、肌荒れやシミといった肌悩みのほか、疲れがとれない、風邪をひきやすくなるなどの不調を感じやすくなります。
そのままの状態を放置していると、将来的に動脈硬化や心筋梗塞、アルツハイマー、糖尿病、がんといった生活習慣病になる可能性が高くなります。
思い当たる節がある方は、今から生活習慣や食生活を見直しましょう!
酸化ストレスの解消には抗酸化食材が効果てきめん!
体の抗酸化力を上げて酸化ストレスを減らすには、適度な運動のほか、睡眠不足の解消・ストレス解消・禁煙・紫外線対策が大切です。
そのほか抗酸化食材を摂ることで、体内の抗酸化力を上げることができます。
代表的な抗酸化食材は、ビタミンA・C・E。通称「ビタミンエース」です。
これらは、同時に摂ることで抗酸化力を高めることができます。
ビタミンA
トマトやほうれん草、ブロッコリー、ピーマン、人参、かぼちゃといった色が濃い緑黄色野菜に多く含まれます。皮膚や粘膜を強くする働きをします。
ビタミンC
ブロッコリーやカリフラワー、じゃがいもや果物に多く含まれます。皮膚や血管・筋肉をつくるコラーゲンを生成するのに欠かせない成分です。
熱に弱く水溶性のため、生で食べられるものはそのまま食べるといいでしょう。
また、果物は食べ過ぎると糖質過多になってしまうため1日の摂取目安は握りこぶし1つ分ほどが適量です。
ビタミンE
アーモンドのような種実類、かぼちゃ、魚介類、ツナ缶、鮭などに含まれます。細胞膜を酸化から守る働きをします。
油との相性が良いので、油と一緒に摂るとより吸収率をUPさせられます。
ただ、魚は強火で焼くと酸化してしまうものもあるため、蒸すのがベスト。
ビタミンエースが入った万能レシピ!
一度に摂った方が抗酸化力を上げられるビタミンエース。
全部含めるのは大変だな~と思うかもしれませんが、緑黄色野菜にはビタミンAもC両方を含んでいる食材もあり、ちょっとした工夫ですべて含めることができます。
そのレシピをご紹介!
鮭のホイル焼き
蒸し料理で、いろいろな食材を入れられるレシピといえばコレ!
メインの鮭の他、ほうれん草やブロッコリー、きのこ類もたっぷり入れてボリュームを増やせばヘルシーなのにお腹いっぱいになるメイン料理ができます。
仕上げにレモンをかければ、さらにビタミンCをUP。
このビタミンエースのほか、「フィトケミカル」と呼ばれる成分にも高い抗酸化作用があります。その話は別の機会に!