「恋活」よりも「婚活」よりも、まずは「菌活」しませんか。

菌活とは、身体に有効とされている菌食材を日常的に取り入れることで、
腸内に住んでいる善玉菌（良い菌）を育てて、身体の内側からキレイで健康になるという活動のこと （腸活とも呼ばれています）。

腸内環境が不安定になることで引き起こるとされている、便秘や肌のむくみ、
生理痛といった不調が解消されることはもちろん、免疫力も上がることから

美肌・美髪効果にも期待ができると言われています。

菌活オススメ度No.１／きのこ★きのこ菌★

「菌」という漢字は、訓読みでなんというか知っていますか？

答えは「きのこ」。

じつはきのこは菌100％の食材なんです。
菌を含む食材はたくさんありますが、菌そのものを食べられるのはきのこだけ。

きのこは、まさに菌食材の王様なんです。

栄養豊富な上に低カロリー。
さらには食物繊維を豊富に含んでおり、それが善玉菌のエサになるため、
腸内の善玉菌を増やす活躍をしてくれます。 菌活を行う上で、なるべく毎日きのこを摂取するのがいいのだとか。

きのこがオススメの理由のひとつに豊富なバリエーションが挙げられます。
しめじ、まいたけ、エリンギなど、さまざまな味付けの料理に使われるので、
飽きがこないというのも嬉しいポイントですね。

菌活オススメ度No.２／味噌や醤油などの和食★麹菌★

和食には、麹菌を含んだ食べ物がたくさん使われています。

麹菌は腸内環境を整えることを期待できるものとして、古くから重宝されてきました。

代表的な料理でいえば、やはり「味噌汁」ですね。
味噌にはデトックス効果があり、「味噌汁は朝の毒消し」ということわざもあるくらいです。

発酵によって生まれる褐色色素「メラノイジン」には抗酸化作用があるため、細胞の老化を防ぎ、毒素を溜めにくい体を作ります。味噌、最強説！ また、こちらは麹菌ではないのですが、お酢やぬか漬けには乳酸菌、納豆には枯草菌・納豆菌などが豊富に含まれています。

いやぁ、いろいろと調べてみると、和食って本当にすごい。
おいしく健康になれる。
おいしくキレイになれるって、最高じゃないですか(笑)。

菌活オススメ度No.３／チーズ・ヨーグルト★乳酸菌★

体内でよく働き、体の調子を整えてくれるものが乳酸菌です。

乳酸菌というのは、善玉菌の中でも代表的な菌とされており、
腸内のバランスを整えてくれるとても重要な菌のひとつ。

大腸で糖を分解し、酢酸、乳酸などやビタミン、アミノ酸などを作りだしてくれますし、腸内で乳酸や酢酸を作ることで悪玉菌の働きや増殖を抑えてくれます。 乳酸菌というと「乳製品」をイメージする方も多いかもしれませんが、それだけではありません。植物からも摂取することが可能です。

らっきょう、しば漬け、たくあん、野沢菜漬けなど。
そう、発酵させて作ったもの、つまり漬物は植物性乳酸菌を豊富に含んでいます。

その中でも特にオススメしたいのが、キムチ。
数ある植物性乳酸菌の中でも胃酸に強く、漬物よりも塩分が控えめなので、
生きたまま腸に届く可能性が高いと言われています。 今回は代表的な３つの菌をご紹介しましたが、
その他にもビールやパンなどに含まれる「酵母菌」などもあります。
それはまたの機会に。

とにもかくにもキーワードは、発酵です。

自分にとって食べやすい食材、好きな食材を選んで、あなた好みの発酵食品を取り入れて、あなたも「発酵美人」を目指してみてはいかがでしょうか。