瀧本真奈美
2020年12月01日
片付かない原因を徹底分析! 2021年こそすっきり暮らすコツ
家時間が増えた2020年、家の中で楽しむ道具や健康グッズ、ストック品、リモートワークにまつわるグッズなど、ものの量がぐんと増えたのではないでしょうか?
あるいは、頑張ってものを減らしても、家の中にいる時間が長くてなんだかすっきり片付かない。そんな方も多いのでは?
そこで今回は、2021年に向けてすっきり暮らすために、片付かない原因を
まとめてみたいと思います。
①家中どこでも、ものが置ける場所
部屋には、ものが置ける場所がとても多くあります。
床、家具の上、キッチンカウンター、椅子の上、テーブル、ソファ。。。
無意識にどんどん置けてしまう。
これが実は片付かない原因の1つ。
なんとなく床に置いたとしても、ちょっとテーブルに置いたとしても
やがて自分も家族も、それが当たり前になってしてしまい
常に散らかった状態に。
ものが点在しているとそれだけで散らかって見えるので
ものを置く場所、置かない場所にメリハリをつくりましょう。
②どこにあるか、どこにしまうかわからない
本もお菓子も衣類も、などジャンルを超えて収納の中に
ごちゃまぜに何でも入れているということはないでしょうか?
どこにあるかわからない → 探してぐちゃぐちゃの原因
どこにしまうかわからない → わからないから片付けないの原因
になるので、負のループに陥りがち。
ざっくりとジャンル分けをして、ものの住所を作ることで
【すぐ使えて】【すぐ片付く】簡単収納が叶います。
③ただ動かしているだけかも
例えば机の上を片付ける時、散らかったものを隅に寄せて終わる。
ということはないでしょうか?
これはただ、ものを動かしているだけなのですぐに元に戻ります。
大切なのは、収納の中に収まるということ。
引き出しなら引き出し、クローゼットならクローゼット。
そこにきちんと収まることが片付けなので
収まる収納場所をまず作ることから始めます。
今すぐ動かすだけの片付けはやめて、ものが入っていく収納場所から
見直してスペースを確保してみましょう。
⓸インとアウトのバランスが崩れている
買った、もらった、届いた。毎日ものの量は増えています。
にもかかわらず、減らしていない。そんな人はインとアウトの
崩れによる『片付かない』です。
ものの量は多ければ多いほど片付けが難しくなり、散らかった時の
原状回復も難しくなり、掃除も難しくなり、やがて諦めてしまい
どんどん悪化していくことに。
「これ本当にいるの?」と定期的に自分に問いかけることも必要。
リサイクルや寄付なども念頭におき、増えすぎたら定期的に減らす行動を。
⑤面倒で時間がかかる片付け方法
きちんと収納場所を決めている。丁寧に片付けている。
それでも定期的にリバウンドしてしまうのは、『片付けの方法』に
問題がある場合も。
収納の目的は本来、暮らしやすくするためのもの。
何時間もかけて丁寧に収納したものほど、それが崩れた時の
落胆が大きいので、家事モチベーションを落とさないためにも
楽にできる片付け方に変えてみては?
まとめ
①どこにでも置くをやめる
②ジャンルごとにものの住所をつくる
③動かすだけの片付けをやめる
④増え続けるを阻止する
⑤シンプル、簡単な収納方法に変える
暮らしている中で、ものが増え、ものが動く、散らかることはとても
当たり前のことです。2021年こそ片付けにストレスをためない、すっきりした暮らしにするためには、
『24時間きれいな家』を目指さないこともポイントです。大事なのは散らかった後にどれだけ簡単に元に戻せるか。
ここに意識をおきながら、無理なく暮らせる収納法に変えてみてはいかがでしょうか?