指先・足先の冷えで悩む人へ〜対処法４つ

秋に冷え込みが強くなると、指先・足先が氷のように冷たくなってしまう人がいます。私もそれで長年悩んでいます。色々と試しているとかなり良くなってきたので、対処法をいくつか紹介します。

冷えすぎて痺れや感覚が麻痺することも

指先や足先が冷えすぎると、ビリビリと痺れを感じたり、感覚がなくなったりします。自分の指先や足先が他の身体の部分に触れるのも嫌になるくらいに冷たいって、本当に憂鬱になりますね。

カイロを使っても、その時だけ温まりますが根本的な解決にはなりません。カイロを使うことで、肌の乾燥が気になるという問題も新たに出てきます。
冷えの問題は地味だけどとても深刻で、放置しているとどんどんひどくなっていくようにも感じます。
私はついに、数年前からお腹が冷たく感じるようになってきました。そうなると身体の芯まで冷えている気がして、嫌になりました。早めに対処することをおすすめします。
次に私のおすすめ冷え対策４つを紹介します。

１．冷え緩和のために温めるべき身体の部位

寒いからといって、私のようにカイロで冷たい場所を温めたり、無闇に厚着したりするよりも、身体の特定部位を温める方が効果的です。それは「四つの首」と言われる部位です。
まずは手首、次に足首と首、そして「くびれ」＝ウエスト（お腹）です。

四つの首を温めるアイテム

●手首を温める
手首には手首ウォーマー・ハンドウォーマーがおすすめです。長袖の手首部分が開いている洋服は熱を逃しやすいので、手首にフィットする洋服を着るようにしましょう。
●足首を温める
足首は足首ウォーマーをすると、かなり暖かいです。レッグウォーマーはより暖かいですが、洋服によっては着用が難しい時もありますが、足首ウォーマーだと着用できる洋服の幅が広がります。
●首を温める
首にはスカーフを巻いたり、タートルネックを着るだけでかなり違いますが、寒い時にはネックウォーマーやマフラー、スヌードなども良いです。
●お腹を温める
お腹の冷えは腹巻がベストです。ゴワゴワ感が嫌いな人でも、スッキリ着れるような薄手で身体にフィットするタイプの腹巻もあります。お腹が冷たく感じるときに、腹巻をするとかなり楽になります。

２．湯船に浸かって全身を温める

1日に1回はお湯に浸かって全身を温めましょう。滞っていた血流が良くなり、冷たくなっていた身体の末端部分にも血液が流れ出します。寒くて縮こまっていた肩や背中の筋肉もほぐれて、凝りも緩和されます。

３．温かい飲み物を飲む

寒い季節は温かい飲み物を飲んで、身体を温めましょう。自然に温かい飲み物が欲しくなると思いますが、生姜を入れたりすることで、より身体がポカポカになります。砂糖の摂りすぎに注意しつつ、ホットドリンクを楽しみましょう。

４．適度な運動を日課にする

ハードな運動をする必要はないので、室内で簡単にできるヨガやストレッチ、外でウォーキングやサイクリングなど、日常的に運動をする習慣を作ると良いです。
運動をしていないと筋肉量が少ないため発熱量も少ないですが、運動で筋肉量を増やすと基礎代謝が上がり、発熱量が増えて冷えない身体作りができます。

身体の冷え改善は美容と健康の基本

冷えは身体の機能を鈍らせます。寒くなってくると、コロナウイルスだけではなくインフルエンザウイルスの感染リスクも考えなくてはなりません。この時期は特に、体温をあげて免疫機能を高めておきたいですね。病気にはならなくても、血流が悪くなると肌にも影響が出てきます。くすみや乾燥からニキビへと、肌トラブルが広がっていく可能性もあるので、手先・足先の冷えは身体の冷えのサインと受け取り、放置せずに直ちに対処するようにしましょう。