まっつん
2021年06月11日
もやしやトマトも?!意外に冷凍に向く野菜
コンビニの冷凍コーナーには、冷凍ブロッコリーや冷凍ミックス野菜が売られていますよね。ポイっと鍋に入れるだけで料理に活用できるので便利ですが、量が少ないしちょっと高い…
でもスーパーの安売り野菜をたくさん買ってまとめて冷凍保存すれば、手間はかかるけどコスパは最高。
実は、水分が多いもやしやトマトも、工夫次第で上手に冷凍できるってご存じですか?
今回は、時短料理に活用できる冷凍野菜のお話しです。
葉物野菜は、冷蔵保存 < 冷凍保存!
ほうれん草や小松菜、ブロッコリーといった葉物野菜は、数日冷蔵保存している間に劣化が進み栄養価が落ちてしまいます。
冷凍してしまえば栄養価が保たれるうえ、使うときにサッと使えるので冷凍がおすすめ!
ただ、葉物野菜といっても繊維質が多いキャベツは少し工夫が必要。
解凍したときに繊維のまわりが空洞化し、筋っぽくなってしまいがちなので、食感が気にならないように細かく刻んで冷凍するか、スープなどに調理した状態で冷凍すればOK。
水分が多い野菜は冷凍不向き?
もやしやトマトといった水分を多く含む野菜は、解凍したときにべチャッとなってしまうイメージがありますよね。
でも、工夫次第で美味しく冷凍できるんです!
もやしは袋のまま冷凍が一番美味しい
実はもやしは、下ゆでなど一切行わずに袋のまま冷凍してしまうのが一番。
水分が多いほどべチャッとなりやすいので、下ゆでしたり水洗いしたりすると霜が多く付いてしまい、食感が悪くなりがち。
ただ、袋まま冷凍した場合でも、冷蔵保存と比べるとシャキシャキ感は劣るので、炒め物や煮物に活用するのがいいでしょう。
トマトはカットしても、1個まるまるでも冷凍OK
トマトは加熱してソースにして冷凍するのも良し、カットしたものを冷凍するのも良し、ヘタをくり抜いて1個そのままの形で冷凍しても良しなんです。
カットしたものを冷凍する場合、まな板に流れ出たトマトのゼリー部分まで入れると水っぽくなるので要注意。
1個まるまる冷凍する場合は、ヘタの部分に雑菌が繁殖しやすいので必ずヘタ部分はくり抜いて冷凍を。同じやり方でミニトマトも冷凍できます。
冷凍トマトを流水に当てるとスルッと皮が向けるので、皮が気になる方はトライしてみてください。
美味しさを保つには、急速冷凍
どうしても野菜を冷凍したときに、水っぽくなったり食感が変わったりするのがイヤ、という場合は冷凍に時間がかかりすぎているのかも。
家庭用の冷凍庫は、業務用ほど急速に冷凍できないので、野菜の繊維が変化して食感が変わってしまいがち。
野菜を平たくして入れ、熱伝導の良いアルミバットやアルミホイルで挟むと、家庭でも急速に冷凍できます。
ちなみに、冷凍した後は1週間を目安に使い切りましょう。
家庭の冷凍庫は頻繁に開け閉めするので、庫内の温度が上がり野菜に霜が付いたり劣化したりしやすくなります。
冷凍トマトの活用レシピ
今回は、ちょっと珍しい冷凍トマトを活用したレシピを紹介します!
トマトの炊飯器ピラフ
※画像はお借りしました
https://news.line.me/issue/oa-mamari/vvdiqtoptf68
トマトをまるごと冷凍しちゃうと、どうやって使えばいいかわからない…という方でも大丈夫!
炊飯器に掘り込むだけで、美味しい&ヘルシーなピラフができるんです。
バターやシーフードミックス、玉ねぎなどの余り食材にコンソメがあればできる超簡単メニューですよ。
火を使わないトマトのお浸し
※画像はお借りしました
https://koizumipress.com/archives/6119
冷凍庫にトマトはある。包丁は使いたくない。火も使いたくない。洗い物も極力少なくしたい。そんな時は、トマトの冷製お浸しがおすすめ。
冷凍トマトの皮を向いたあと、ジップロックにめんつゆとトマトを入れて2時間置けば、冷製トマトのお浸しが完成!
薬味に大葉やかつお節を乗せれば、立派な一品のできあがりです。
冷凍すると、素材の旨みがアップし火の入りも良くなるのでイイことづくめですよね。
家で食事をとることが多くなりがちな今、ラクできるところはどんどんラクして活用してみてください!