ちくまる
2021年06月04日
生理中のむくみを解消する対処法、とりあえず3選!
生理が近づいてくると、気になる身体のむくみ。
女性にとって避けては通れない悩みのひとつです。
今回は、そんなむくみを緩和するための対処法を3つご紹介しようと思います。
調べてみるとさまざまな方法があるのですが、そのなかでも比較的取り入れやすいものをピックアップしてみました。
興味がある方はぜひ、試してみてください。
■そもそも、なんで生理前ってむくむの?
顔がパンパンになる。手足がむくむ。
あれ?ちょっと太ったかも。
生理前のむくみの原因となるのが、女性ホルモンの一種である黄体ホルモン(プロゲステロン)と言われています。
この黄体ホルモンは体内に水分をため込む働きがあり、生理前には分泌が活発になることから、むくみが起きるのだとか。
■対処法①「カリウムやタンパク質を多く含む食材を選ぶ」
カリウムには、体内の塩分を排出するほか、体内の水分バランスを良好に保ってくれる働きがあるため、むくみ解消に効果的です。
たとえば、バナナや生アボカド、キウイ、トマト、アスパラガス、ほうれん草など(ごく一部です)。ただし一方で、カリウムというのは身体を冷やす作用があるため、
冷え性の人などは、摂り過ぎには注意してください。
鶏肉や魚、豆腐といったタンパク質に含む食材もおすすめです。
利尿作用があるため、生理中の足のむくみなどに効果を発揮すると言われています。
そのほかには、セロリやキュウリ、ニンニク、ショウガ、大豆類(ごく一部です)などもあります。とくに大豆には女性ホルモンのコントロールに有効なイソフラボンが含まれているのでおすすめですね。
最近は外出自粛の影響もあり、自炊する機会も増えたと思います。食材選びから意識することで、むくみ解消へ。
自分オリジナルのメニューを考えてみてはいかがでしょうか。
■対処法②「アルコールの摂取を控える」
お酒を飲むと血管が拡張し、必要以上に出血を増やしてしまう恐れがあります。
また、お酒を飲むとアルコールの利尿作用により体内の水分が減り、脱水状態になり、血管内に水分を保とうとして、その一部が血管から漏れ出す。
これが、むくみの原因だと言われています。
ただし、まったく飲んではいけないということではありません。
人によってはお酒を飲むというのはストレス発散にもなります。
過度なストレスは身体によくありませんからね。あくまでもリラックスできる程度でとどめておく。
飲む量だけは注意しましょう。
■対処法③「適度な運動は、じつは効果的」
「生理中の運動は避けている」「あまり良くないのでは?」という方もいるかもしれませんが、それにはちょっとした誤解があるようです(私もその一人です)。
ある専門家によると、心拍数を上げることが、むくみを含めた生理の症状を抑えるもっとも効果的な方法なのだとか。
とはいえ、身体への負荷が多い運動をやってしまうと逆にむくみに繋がるので注意が必要。
軽いランニングやウォーキングなどは、血行改善効果があるのでおすすめです。
でも、運動が苦手という人もいますからね。
無理にやってしまえば、余計にストレスが増えるだけ。それでは本末転倒です。
まずは、ほんの少しだけ身体を動かす程度にして、徐々に慣れてきたら距離を増やす。
余裕が生まれてきたら、景色を楽しみながらランニング・ウォーキングできるようになるはずです。
焦らず、少しずつ取り組んでみましょう。