ちくまる
2021年10月29日
パサパサ髪よ、さようなら!自宅で簡単!憧れのツヤ髪を手に入れる方法。
女性であれば、誰もが憧れるツヤツヤの髪。美容室でキレイにしてもらっても、その後のケア方法が間違っていたら、キレイな状態も長続きはしません。
「この間キレイにしてもらったばかりなのに、もうパサパサになっている」もしそんな経験をされたことのある方がいたら、今が見直すチャンスです。ツヤ髪は、自宅にいながら手に入れることができます。しかもなるべくお金をかけずに。
試してみたいと思いませんか。ご紹介しましょう。
そもそも、ツヤ髪の“ツヤ”ってなに?
髪の表面が『キューティクル』という膜に覆われているのは皆さんもご存知だと思います。
髪のツヤは、このキューティクルがキレイに整うことで生まれます。髪の毛を拡大して見てみるとわかるのですが、表面がうろこ状になっており、キレイな状態ではピタリと閉じているので、光の反射が揃ってツヤ髪が生まれる。
逆にパサパサの状態ではキューティクルが浮いてきてしまい、光が乱反射してしまうので、
ツヤ髪にならないという訳です。
絶対にNGなヘアケア方法!
「今日は疲れたから、髪の毛を乾かさないでいいや。そのまま寝ちゃえ!」そんな時はありませんか。それは絶対にNG!寝ている間、髪の毛は悲鳴をあげています。
というのも、キューティクルは濡れているときにダメージを受けやすくなる性質があるからです。濡れて弱くなっているキューティクルに追い打ちをかけるのが、枕との摩擦。これによりキューティクルが剥がれ落ち、結果的にボロボロの髪になってしまうのです。
なので、髪の毛が濡れたら必ずドライヤーで乾かすこと。これはヘアケアの鉄則です。
<ツヤ髪へと導くヘアケア方法>
●ブラッシングの仕方
ブラッシングというと、髪の毛を整えるもの、絡まりをほぐすためのものという印象が強いですが、その他にもいろいろな良い効果があります。
例えば朝ブラッシングすると、地肌の油分を毛先まで届けることができるので、自然と髪の毛にツヤが生まれます。地肌からブラッシングには地肌へのマッサージ効果もあるため、血流がよくなり、老廃物を流し、栄養を届けやすくしてくれる効果にも期待できます。
ただ、注意してほしいのはブラッシングにも“摩擦”が生じているということ。頭の上から毛先へ一気にブラシを通すと、髪の毛を痛める原因にもなります。
ブラッシングのコツとしては、髪全体を「上・中・下」の3つに分け、段階的にブラッシングしていくこと。ダメージを最小限に抑えられます。
●シャンプーの仕方
ブラッシング同様、強く摩擦しないようにするのがコツです。先ほども述べたように、髪は濡れている時はダメージを受けやすくなっています。
ゴシゴシ洗うと気持ちはいいですが、髪の毛を痛めてしまう原因となるので注意しましょう。シャンプーは髪の毛を洗うというより、地肌(頭皮)の汚れを洗い流すものと考えるのがいいかもしれませんね。
髪の間から直接頭皮へ指を差し込み、爪を立てずになるべく指の腹で優しくマッサージするように洗うといいと思います。
そして、終わったらしっかり洗い流すこと(←とても重要!)。
●髪の乾かし方
キューティクルは熱にも弱いです(とにかくデリケート)。
髪の毛を乾かす際にドライヤーは欠かせませんが、その時のドライヤーと髪の距離に注意してください。熱を与え続けると、キューティクルは開く構造になっているので、15~20cm程度は離して使うよう心掛けましょう。
乾かしたあとも髪には熱が残っています。そこで、冷風の出番です。ドライヤーで冷風ってあまり使ったことがない人が多いのではないでしょうか。熱をしっかり取ることで、髪の表面が引き締まり、キレイなツヤが生まれます。
ツヤ髪は、今日明日でできるものではありません。日々の積み重ねが大切。
焦らず、ムリせず、まずは1週間。それができたらもう1週間といった感じで、少しずつ生活のルーティーンにしていきましょう。正しいヘアケアで、憧れのツヤ髪を手に入れましょう!