PROMO STAFF
2020年06月10日
べたつきが気になる梅雨のスキンケア
雨の日が多い梅雨の時期は湿度が高く、肌がべたつきがちになる不快な季節です。紫外線が多い季節でもあり、汗ばむ肌に日焼け止めやメイクもしなければなりません。
この季節をできるだけ快適に、肌トラブルなく過ごすためのコツをご紹介します。
1.肌のべたつきを緩和する
肌がべたつくのは、肌表面に残った汗と皮脂が原因です。流れるほどの汗が出るときには、汗を拭く人がほとんどですが、じわじわにじみ出るような汗や皮脂は、そのまま放置しがちです。
梅雨は特に湿度が高く、肌のべたつきを不快に感じやすいので、汗や皮脂をこまめに取るようにしましょう。あぶらとり紙やティッシュで軽く押さえるだけで、かなり違ってきます。
2.ニキビの原因を作らない
ニキビができる原因は、毛穴詰まり・過剰な皮脂分泌・アクネ菌の増殖です。梅雨の時期は毛穴が詰まりやすく、油断するとニキビができてしまいます。
皮脂分泌の量やアクネ菌の増殖は、自分の意思ではどうにもならないですが、毛穴の詰まりはある程度予防したり、早めに気づいて解消したりすることが可能です。
(1)毛穴詰まりを防ぐには
毛穴を塞ぐのは、古くなった角質と皮脂の塊(角栓)です。角栓ができるのを防ぐには、角質を柔らかく保ち古くなった角質がすみやかに剥がれ落ちるようにすることです。
肌が乾燥していると角質が硬くゴワゴワになり、古くなった角質が自然に剥がれ落ちずに角栓になって毛穴を塞ぎます。
これを防ぐためには、肌を保湿することです。保湿する方法は化粧品だけではありません。
化粧水などで肌をうるおす外からのケアは大切ですが、十分な水分を摂ることやバランスの取れた食生活、規則正しい生活習慣など内からのケアも必要です。
(2)毛穴詰まりを解消するには
毛穴が詰まってしまったら、放置しないで詰まりを解消しましょう。押し出すなど、外から力を加えて角栓を出すのは肌を傷める原因になります。
正しい毛穴詰まり解消方法は、洗顔と保湿です。メイク落としにも、角栓を取る効果が期待できますが、一度に全部取ろうとせず肌に刺激を与えないよう根気よく続けることが必要です。
3.肌を乾燥から守る
6月になると気温が高い日もあれば雨の日もあり、エアコンをつけたり部屋の除湿をしたりします。そのため湿度の多い季節にも関わらず、肌が乾燥することが多いのです。
それでも肌表面はべたつくためうるおっていると思い、保湿ケアを怠りがちになるのがこの季節の特徴といえます。
この点を意識して、洗顔後と入浴後には念入りな保湿ケアをすることが必要です。べたつくからといって化粧水だけで済まさず、乳液やクリームなどの油分を含むもので肌を保護しましょう。
夏は特に、さっぱり感を求めるために洗浄力の強い洗顔料が好んで使われます。洗顔後は一時的に皮脂が足りなくなっているため、洗いたては肌がうるおっていても時間の経過とともに肌の水分が奪われてしまいます。
皮脂が再び肌表面を覆うまでの間、水分蒸発を防ぐために乳液やクリームを使うようにしましょう。
4.梅雨でも美肌を維持する5つのスキンケア法
梅雨時期の肌トラブルを防ぐために、具体的にはどのようなスキンケアをすればよいかについてまとめます。
(1)洗顔
自分の肌に合った洗顔料で、しっかり泡立てて肌を擦らないように優しく洗顔します。熱すぎず冷たすぎない温度ですすぎをしっかり行います。
タオルで拭くときにも、擦らないように気を付けましょう。
(2)保湿は念入りに
湿度が高いからといって、肌がうるおいで満たされているとは限りません。洗顔後はすみやかに化粧水を塗布し、肌になじんだら乳液またはクリームで肌を保護します。
(3)紫外線対策
6月は曇りの日が多いですが、相当な紫外線が降り注いでいます。蒸し暑いのに日焼け止めを塗るのは不快かもしれませんが、日焼けによる肌の乾燥・トラブルを防ぐためにも日焼け止めを塗って紫外線対策を行いましょう。
(4)メイクはひと手間かける
梅雨時はメイクの崩れが気になります。乳液や日焼け止めなど油分を含む化粧品を肌になじませた後は、肌に浮いた油分をティッシュなどで押さえるだけで化粧持ちがよくなります。仕上がりも嫌なべたつきが少なくなり、快適なので面倒がらずひと手間かけましょう。
(5)お風呂に入ってエアコンで冷えた身体を温めて血行促進
長時間エアコンが効いた部屋で過ごした日は、部分的に身体が冷えている可能性があるので、お風呂に浸かって身体をあたため血行を促します。血流と肌の乾燥は深く関わりがあり、血行不良になると肌が乾燥しますので冷えは大敵です。
5.肌トラブルのない梅雨を乗り切ろう
肌がべたつく季節でも、ちょっとしたコツで涼しげな顔をして乗り切りたいですね。少しでも快適に乗り切りましょう。