PROMO STAFF
2020年07月03日
髪が日焼けすると老け髪に?ヘアカラーした髪は要注意
髪も日焼けすると聞くとびっくりするかもしれませんが、肌の日焼けと同じように髪も紫外線によりダメージを受けるのです。
紫外線のダメージを受けた髪はパサついてまとまりも悪く、実年齢よりも上に見られてしまう可能性もあります。
特に紫外線が強い夏は、肌だけではなく髪も日焼け対策を行いましょう。
1.髪が日焼けしたらどうなるの?
髪は紫外線を浴びるとキューティクルを構成するタンパク質が変性することで、髪の水分が奪われて乾燥します。
日本人の髪が黒いのはメラニン色素のためで、メラニン色素は紫外線を吸収してくれるため、元来日本人の髪は傷みにくかったのです。
しかし今はヘアカラーで好みの髪色にすることができるようになりました。
ヘアカラーは髪のメラニン色素を少し抜いて代わりにヘアカラー剤を入れるため、日本人の髪も紫外線のダメージを受けやすくなっています。
<紫外線による髪のダメージとは>
● 髪が乾燥しパサつく
● ツヤがなくなる
● 髪色が退色する
● 枝毛・切れ毛・抜け毛が多くなる
髪が日焼けすると、せっかくヘアカラーしても台無しになってしまうかもしれません。肌同様、髪もしっかり紫外線対策を始めたいですね。
2.髪の紫外線対策はどうするの?
ヘアカラーをした髪は、特に紫外線のダメージを受けやすいことはわかっていただけたと思います。では次に、どうすれば紫外線から髪を守れるのかについて説明します。
(1)外出時には帽子をかぶる
一番簡単な対策法は、外出時に帽子をかぶることです。顔の日焼けを気にして、サンバイザーをかぶっている人を見かけますが、ぜひ髪も守ってあげるようにしましょう。
夏だけではなく春も紫外線が多いので、夏用の帽子と春秋用の帽子など数種類の帽子があれば、その時期やファッションで使い分けできます。
(2)日焼け止めスプレーを使う
ボディと髪に使える日焼け止めスプレーがあれば便利です。もっともダメージを受けやすいのは頭頂部なので、忘れないようにスプレーしましょう。
効き目は2-3時間と言われていますので、SPFが高くても2-3時間おきにスプレーし直すのが安全です。
(3)UVカットするスタイリング剤を使う
スプレーが苦手な人は、スタイリング剤にUVカット成分が入っているものを選ぶと、いつものスタイリングと同時に紫外線対策もできるので便利です。
長時間外に出るときは、帽子も併用することをおすすめします。
3.紫外線で傷んだ髪はすぐにケアしよう
うっかり日焼けしてしまったり、対策していたのに紫外線のダメージを受けてしまったりしたときにはそのままにせず、すぐにケアしましょう。
シャンプーをしっかり泡立てて、できるだけ洗髪時の摩擦を減らし、洗浄剤を髪に残さないようしっかりすすぎます。
コンディショナーやトリートメントは傷んだ髪用のものを使うと良いです。
濡れた髪は傷みやすいので、自然乾燥ではなく必ずドライヤーで乾かしましょう。パサつきが気になるときは、洗い流さないトリートメントを使ってみるのもおすすめです。
4.見た目年齢にも影響する髪の健康を守ろう
髪は見た目年齢にも大きく影響します。日頃から髪のコンディションに気を付けていると変化があった時すぐに気づくことができ、早めにケアすることができます。 髪は一度ダメージを受けてしまうと、完全に元に戻すのは難しく時間がかかるので、しっかりと紫外線予防を行いましょう。