瀬戸口弘樹
2023年01月17日
ー奇跡の37歳 美容家 麹princeー麹の発酵でお肌を発光させる⁈瀬戸口弘樹の麹Beautyレシピ!!
初めまして。奇跡の37歳、美容家、麹princeの瀬戸口弘樹です。
最近健康を意識し、日本のソウルフード「発酵料理」を生活に取り入れる人が増えているのを感じます。
発酵料理の中でも、日本の国菌である『麹菌』を使った発酵料理が注目されていますが、この麹菌には、健康だけではなく美容にも効果があります。
今回は、麹菌の健康・美容効果と、誰でもすぐに始められる簡単な「麹Beautyレシピ」を紹介していきたいと思います。
---------------
ライタープロフィール:
Instagram: @hirokisetoguchi
Twitter: @hirokisetoguchi
YouTube: @user-bj8vo9hn3z
---------------
麹菌とは?
麹菌は、日本の「国菌」にも認定されており、僕は「日本の宝」とも言える菌だと思っています。そんな麹菌には、たんぱく質をアミノ酸に分解する「プロテアーゼ」、
でんぷんを糖に分解する「アミラーゼ」、そして脂質を分解する「リパーゼ」など、沢山の酵素を作り出してくれる働きがあります。
その酵素には、肉や魚を柔らかくしたり、素材の旨味や甘味を引き出したりしてくれる効果があります。
麹菌のWORK
麹菌の酵素のPowerにより、食べ物の中のでんぷんやたんぱく質が分解され、体内でスムーズに消化、吸収ができるようになります。
そして酵素によって作られたオリゴ糖は、腸内にいる善玉菌の大好物なエサなので、善玉菌が「わーい」と喜んで動きが活性化し、腸内環境が良くなります!
さらに、麹菌には美容や健康には欠かせない、ビタミンやミネラルなどが豊富なので、疲労回復、美容促進にも関係しており、美容男子には必見な存在なんです!
麹菌によって作られる発酵FOOD
麹菌は、味噌、醤油、みりん、米酢、甘酒、日本酒、焼酎、そして漬物など、日本の伝統的な発酵調味料、発酵食品に多く使われています。
そして味噌には味噌用の麹菌、醤油には醤油用の麹菌といった、作るものによってはたらきの異なる「菌種」があります。
そして、麹菌は菌そのものを使うのではなく、米や麦、大豆などに加えて培養させて米麹、麦麹、大豆麹となります。皆さんがスーパーなどでよく見る、「乾燥したお米の塊」のようなこうじは、米麹の場合が多いです。
例で言うと、塩と米麹と水を混ぜて発酵させると「塩麹」となり、塩の代わりの調味料として使われる事が多いです。
麹菌の美容効果
麹菌には、主に3つの美容効果があります。
美白効果
「お酒を造っている杜氏(とうじ)の手が白いこと」から注目され始めた麹の美白効果。厚生労働省によって、麹菌が作りだす「コウジ酸」は美白成分の一つとして認可されています。(※)
抗酸化作用
麹に含まれる抗酸化物質に、コウジ酸やポリフェノールの一種、フェルラ酸などがあります。さらに、麹菌が作るエルゴチオネインというアミノ酸の一種が、なんとビタミンEの7000倍(※)とも言われる抗酸化力があるといわれていて、美容効果やアンチエイジング効果が期待されています。
(※)麹甘酒に含まれる物質の網羅的同定麹甘酒の乳酸発酵における機能性物質の解析結果について
ここまでざっくりとした麹の知識をお伝えしてきましたが、ここではお伝えし切れないほど麹には美容と健康に良い理由があります。
それはまた次回にお伝えする事にして、ここからは、今日から早速始められる麹を使ったレシピを紹介したいと思います。スーパーで売っている塩麹を使ったレシピが多いので、まずは塩麹を使った「麹発酵料理」から試してみて下さい。
とっても簡単!!塩麹きゅうりの漬け物
材料はきゅうりと塩麹のみ。
食べたら箸が止まらない、やみつきになってしまう塩麹きゅうりです。
一晩冷蔵庫に入れて寝かすだけで出来ちゃうので、次の日の朝ご飯の1品やおつまみにどうぞ!
<材料> 1~2人分
・きゅうり 1本
・塩麹 大さじ1
<作り方>
1. きゅうりを5mm幅で斜め切りにする。
2. ポリ袋にきゅうりと塩麹を入れてもみ込んだ後ポリ袋の空気を抜き、冷蔵庫にいれて一晩寝かす。
3.水気を切ってお皿にもる。
(塩麹がついたままでも食べられますが、気になる方は水で軽く洗ってもOKです。)
美味い!とつい言ってしまう塩麹ねぎ玉子焼き
ただ塩麹を入れただけなのに、プロが作ったかのように旨味のある玉子焼きが簡単に出来ちゃう!ねぎとの相性も抜群です!ホームパーティーの1品にもってこいのメニューです!
<材料> 1~2人分
・たまご 3個
・青ねぎ 適量
・塩麹 小さじ2
・ごま油 大さじ1
<作り方>
1. ごま油以外の材料をボールに入れてよくかき混ぜる。
2. フライパンにごま油を入れ、強火で玉子焼きを作る。
3. 食べやすい大きさに包丁で切り、皿に盛り付けて完成。
※ポイント
塩麹を入れると焦げやすいので、手早くやりましょう。
また、材料を一度に入れてしまうと火が通りにくいので、2回に分けて玉子焼きを作るようにしてください。
玉子焼きの作り方はYouTubeなどで出てくるので調べてみて下さいね。
シンプルで簡単!塩麹鍋
寒い時期にぴったり!シンプルに食材の味を楽しめる塩麹鍋です!
人も食もシンプルが一番!今までの食のイメージをくつがえすような感覚を得られる塩麹鍋を、是非堪能してみて下さい。
<材料> 4人分
・鶏もも肉 300g
・白菜 1/4個
・水菜 50g
・長ねぎ 1本
・木綿豆腐 1丁
★水 800ml
★酒 50ml
★塩麹 大さじ3
<作り方>
1. 材料を食べやすい大きさに切る。(水菜だけはあとで入れるので別にしておく)
2. 鍋に水菜以外の材料を並べ、★を入れて強火で火にかける。
沸騰したら火を弱火にし、蓋をして15分ほど煮込む。
3. 具材に火が通ったら水菜をふんわり乗せて蓋をし、1分ほどたったら完成。
最後に
日本には「言霊があるから汚い言葉は使ったらダメだよ」という話がありますが、僕はそれを信じているので、綺麗な言葉を使うようにしています。
そして日本語には「箸と橋」のように同じ言葉、同じ音でも、違うものを表すことがありますよね。
また、「コウジ」という言葉について、僕が信じていることがあります。
ちょっとオヤジギャグみたいなんですが笑、「コウジ」という言葉は「麹」と「工事」で表せますね。そして僕は「麹は工事のようにカラダを整える、工事してくれる存在」だと思い、信じているんです。
麹は新しいものじゃなく、昔から日本人が生活に取り入れていたものです。なので、昔のように戻ればいいと思うんです。難しいことじゃありません。カラダを作るのは食べ物です。
皆さんは、自分のカラダに何を与えてあげていますか?
この記事を見て、麹を生活に取り入れてくださる方が増えたらよろこbeautyです!(嬉しい)
最後まで読んでくださりありがとうbeautyでした。