まっつん
2020年07月06日
その眠気、本当に生理が原因?スマホ片手におにぎりで食事を済ませている人、要注意。
「しっかり寝てるのに、生理のせいで1日中眠い」
「寝ても寝ても足りない気がする」
こんな眠気と戦っていませんか?
その眠気、生理が原因じゃないかも。
実は、ちょっとした普段の食事や生活スタイルを工夫するだけでその眠気は解消できるんです。
今回は、眠気の原因や対策についてお話します。
低血糖でも高血糖でも眠気は強まる
眠気は、血糖値の上がり下がりに大きく左右されます。
朝食を食べない人や糖質制限ダイエットをしている人は低血糖になりがち。
低血糖になって体を動かす糖が少なくなると、体内の血糖値を上げるため体は節約モードになります。
節約モードになると、体は休息を求めるようになり、眠気や疲労感を感じやすくなります。
〈1日に必要な糖質量=体重50kg×体重1kgあたりに必要な糖質量5~7g=250g~350g〉
※参考サイト:https://www.morinaga.co.jp/protein/columns/detail/?id=3&category=muscle
1日に必要な糖質量は、体重によって異なります。
体重50㎏の人なら最低250gは糖質を摂取するように心がけましょう。
逆に炭水化物中心の食事をしていたり、甘いものを多く摂取しすぎていると高血糖になります。
体が高血糖になると、それを下げようとするため体は節約モードに。
昼食は忙しいからおにぎりやパンのみ、という人は体が糖質過剰になって眠くなるのです。
おにぎりと合わせてサラダチキンやゆで卵に野菜ジュースをプラスするなど、せめてタンパク質やビタミンも摂取することを心がけて。
自律神経の乱れ・眼精疲労も眠気の原因
仕事や家事育児によるストレスが溜まっていたり、夜に激しく運動しすぎたりすると、就寝時間になっても交感神経(アクティブ神経)が高ぶって眠れない状態に。
そんな生活が続くと、自律神経が乱れてしまいます。
また、デスクワークの人にありがちな眼精疲労。仕事では1日中パソコンを見て、就寝前はスマホを見る、といった生活をしていると目に疲れが溜まって眼精疲労になります。
疲れ目なら1日寝れば良くなりますが、眼精疲労は眠っただけでは回復しません。
目が疲れていると脳は休ませるために睡眠を促し続けるため、「ずっと眠い」状態が続くことに。
スマホを見る時間を減らすことはもちろんですが、ホッとアイマスクなどで目を温めたりビタミンB12が含まれる目薬を使って目を休ませましょう。
眠気が出たときにおすすめなのは?
「食生活や生活リズムを整える必要があることはわかったけれど、とりあえず今の眠気をどうにかしたい…」
そんなときには、甘いものがおすすめ。
甘いものといっても、チョコレートといったお菓子に含まれる砂糖よりは、フルーツに多く含まれるブドウ糖が効果的です。
ブドウ糖は最も血糖値を早く上げてくれるため、エネルギー源として活動スイッチをおしてくれます。
日光浴は最高のケア
血糖値・自律神経の乱れ、眼精疲労、それぞれの原因に共通して効果的なのは日光浴。
夜になかなか寝付けずに日中眠くなる、という人は朝起きたらしっかり日光を浴びて体内時計をリセットしましょう。
日光を浴びると、夜に眠気を引き出すホルモン「メロトニン」が分泌されて良質な睡眠につながります。
毎日眠気と格闘しながら過ごすのはしんどいですよね。
意外と出来ていそうで出来ていない、バランスの良い食生活と規則正しい生活。
できることから、少しずつ取り入れてみてはいかがでしょうか?