PROMO STAFF
2023年02月03日
【後編】「FLAGLIA THE MUSICAL」に出演!ダンスアーティスト、俳優として活躍する高田晃宏にインタビュー!
前編では、Akkeyさんが思う「美」や筋トレのこだわり、そしてダンサー・俳優としての美学やモットーについて語っていただきました。
後編では、Akkeyさんの人並ならぬ「強さ」の理由ともなる、幼少期でのご経験やお母様への想い、そして「ダンスを通じて誰かに希望を与えたい」という想いについてお話頂きました。
また、Akkeyさんの夢を叶える秘訣や、人とのつながりで心がけていること、そしてユナクさんとのご関係についても触れて下さっています。
記事の最後では、2月3日に公開されるAkkeyさんがご出演されるミュージカル「『FLAGLIA THE MUSICAL』~ゆきてかえりし物語~」の見どころを紹介頂きました。
「Akkeyさんの強さの理由を知りたい」というファンの方はもちろん、Akkeyさんが多くの方に慕われている理由、そして夢を叶える秘訣について、すべての方に読んでいただきたい内容となっています。
ぜひ、最後までご一読ください。
※新型感染症対策のため、オンラインにて取材を行いました。
■プロフィール
高田 晃宏(たかた あきひろ)
神戸市出身 1992.8.5生まれ
兵庫県神戸市出身、俳優とダンスアーティストとして活動。
ダンスでは海外政府から直接の出演オファーを受けるなど、日本国内や海外で様々なイベントにてゲスト出演や審査員を務め世界で活躍。大規模なミュージカルの総監督も務め、振付師としても才能を発揮し、更にはK-POPアーティストとのダンスコラボレーションLIVEも行い、ラブコールによりMVに出演。
俳優ではその身体能力を活かし、現代アクションや殺陣、アクロバットを操り、代表作として人気バレーボール漫画『ハイキュー!!』の舞台や『FLAGLIA THE MUSICAL』に出演。
日本で数少ない"ダンスアーティスト"として、新しいスタイルを確立している。
【主な出演歴】
・「FLAGLIA THE MUSICAL」
・ミュージカル 「僕と幻の図書館2022」
・ハイパープロジェクション演劇 「ハイキュー!!」 "東京の陣”
・TV番組 【G-EGG】
・AbemaTV 【That Time G-EGG】
・フィリピン共和国政府CIDG主催WORLD DANCE COMPETITION【対決 “Sayaw Kontra Droga”】 審査員長&イメージモデル&ゲスト出演
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Twitter:@Akkey0805
Instagram: @akkey0805
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幼少期のご経験やダンスにかける想いについて
―「昔は病気で入院していたことがある」という話を伺いました。その頃を含め、辛い想いや悔しい想いをたくさんされてきたかと思いますが、どのように乗り越えてきたのでしょうか?
幼い頃は病弱で、よく入院していました。それとは別に入院ではありませんが、小学5年生の頃には当時「数万人に1人」と言われる珍しい精神性の難病にもかかっていて、そのころが人生で一番辛かったですし、人生の転機でもありました。
もう外出はおろか、1人で歯磨きさえするのが難しかったくらいで(笑)
今は分かりませんが、当時は原因も治療法も定かではなく、担当のドクターからは「社会に出るのが難しいかもしれないので覚悟はしておいた方がいいです。」とも言われました。でも、母は必死にどうにか治そうと協力してくれていました。
ある日の夜、僕は母に明るくこんな話をしたんです。
僕「お母さん!俺外国行きたい!」
母「急になんで?」
僕「外国には安楽死が認められる国があって、病院でスッと寝落ちするように死ねるらしいねん!」
母は明るく続けました。
母「あっくんはもう生きときたくないの?毎日死にたいと思っとるん?」
僕「んん〜だって、何で俺がこんな病気にならなアカンのか分からんねんもん。何で神様は俺を選んだん。」
その僕の一言で、母は少し悲しそうな顔をしたのを覚えてます。
母「もう少しだけママと頑張ってみよ?それでも治らんかったら、そん時はママが一緒に死んだるから。あっくん1人で死なせへんよ、ママと一緒やったら怖くないやろ?」
その母の言葉にすごく助けられたのか、その後母と2人で夜食を食べながら久しぶりに心が落ち着いたのを覚えています。
それからおやすみを言い、トイレに行こうと母の部屋を横切った時、初めて母が涙を流しているのを見たんです。
母は本当に強い人で、僕に泣いている姿を一切見せたことがないほどでした。
その時に僕は思ったんです。
「何てひどい事を言ってしまったんだろう。」「何て辛い事を言わせてしまったんだろう」と。
その瞬間、決めたんです。「母のためにも、自分がもっと強くならないと」と。
そこからは、少しでも可能性がありそうなものは、病院、スピリチュアル系、お祓いと何でも試し、いろいろと手を尽くしました。
母の尽力もあり、小学校を卒業するまでには病気も治り、歯磨きさえ1人で出来なかった自分が、今はこうして人前に立つお仕事を出来るまでになりました!その経験が財産となり、大人になった今でも役立っています。
今だからこそ、僕は「自分のためじゃなく、人のために力を発揮するタイプなんだ」と分かります。「大切な人のために自分を奮い立たせて乗り越えてきた」ということですね。
神様は「僕を選んだ」のではなく、「選んでくれた」のだと思っています!
―SNSにて、高校時代に「俺のダンスを見てダンスを好きになって欲しい、誰かの希望になってほしい」という信念のもと、ダンスに打ち込んできたと仰っていました。改めて、今感じているダンスへの愛や想いを教えてください。
先ほどの話とつながるのですが、昔の自分も、希望や目標など何かすがるものを受け取りたいと思ってきた1人でした。
今はステージに立つ1人のアーティストとして、「いろんな人に光を届けたい」と想いながら活動しています!
よく、「自分にとってダンスとは?」と聞かれるのですが、返答に困ってしまいます(笑)
僕にとってその質問は、「あなたにとって酸素とは?」とか「あなたにとって自分とは?」と聞かれるのと同じことを聞かれている感覚になるから。
強いて言えば、「ダンス=自分」でもあり「ダンス=人生」なのかもしれません。
夢を叶える秘訣と人とのつながりについて
―Akkeyさんの、夢を叶える秘訣を教えてください。
偉そうなことを言える立場ではないのですが、強いて言うなら「続ける事を続ける!」です。「石の上にも3年」と言うように、どんなことも続けなければ見られない景色があるので、とにかく続けること。
人はそれぞれいろんな事情で諦めたりやめたりすると思います。
でも、忘れてはいけないのは、最終的にやめることを選ぶのも、自分!
願わなければ叶わない!ということ。これをいつも、自分に問いかけています。
※黒マスク姿がAkkey
―Akkeyさんは、人とのつながりをとても大事にされていると思います。仲間への想いや、人付き合いで大切にしていることがあれば教えてください。
人とのつながりは、僕が一番大事にしていることかもしれません。
10代のころからの大事な弟子たちは、みんな僕を「師匠」と慕ってくれていますし、彼らは苦楽を共にした仲間であり家族であり、言葉では表せられない存在です!
歳が近い弟子や、年上の弟子もいますが、中には僕のことを「ダディー(父)」と呼ぶ面白いやつもいますよ(笑)!
そこでも、「義理人情」「親しき中にも礼儀あり」「筋を通す」ことは常に心がけています!
―SUPERNOVA(超新星)のユナクさんとは、公私ともに親しく、「お兄さん」と慕ってらっしゃいますよね。ユナクさんへの想いを聞かせてください。
これだけで取材が終わってしまうのではないかと思うくらい、たくさんありすぎます!
ユナクさんは僕の大事な兄ですね!
もちろん、尊敬する芸能の先輩でもありますが、兄弟という関係性で一緒にいるときが多いですし、その時間が好きですね。
初めてユナクさんと出会ったのは、とある長期のお仕事だったのですが、毎日孤独を感じていた当時の僕の心を救ってくれた方なんです!
それ以来仲良くさせていただいていて、お仕事だけでなく、プライベートでお会いすることもあり、僕のことを「弟」と呼んでくださっています。
知れば知るほど、本当に魅力的な方だなと思います!
舞台「FLAGLIA THE MUSICAL」~ゆきてかえりし物語~について
―こちらもユナクさんとご共演されますね!公演を心待ちにしているファンに向けて、作品にかける想いを聞かせてください。
親愛なる兄ユナクさんと、かつての仲間達NIKとの共演なので、すごくワクワクしています!
FLAGLIAは、オリジナルミュージカル、オリジナルキャストでの作品なので、毎日の稽古もドキドキしながら、皆様に作品を見て頂くのをすごく心待ちにしています。
ユク、アデル、ハッシュを中心に、個性豊かな鉄錆旅団と結晶旅団、そして素晴らしいアンサンブルダンサーズ!
もうね!素晴らしいキャスト勢とスタッフ勢なので、稽古場は常に素敵な空間なんですよ。
何より演出の元吉さんが刺激の塊みたいな方なので、このメンバーで作り上げるミュージカルは最高でしかないんです!百聞は一見にしかずですよ!
是非、自分の目!耳!心!で、このFLAGLIAの世界観を体感しに来て下さい!
そして僕が演じる、結晶旅団副長のジャンゴを応援してやって下さい!!!!
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「FLAGLIA project(フラグリア プロジェクト)」『FLAGLIA THE MUSICAL』
【原作・脚本】高殿円
【演出・上演台本・作詞】元吉庸泰
【出演】堂珍嘉邦/ユナク/瀬戸利樹
NIK(HINATA、HYEONSU 、TAEHOON TAICHI、PARK HA、KO GUN、RYUTA、RYO、YUNSOL
坂口湧久/大久保祥太郎/友石竜也/坂元健児/穴沢裕介/高田晃宏(Akkey) ほか
出演は2001年にCHEMISTRYとしてデビューし、2012年からはソロアーティストとしても活動の場を広げている堂珍嘉邦。SUPERNOVA(超新星)の頼れるリーダーで、歌手のみならず俳優業も積極的にチャレンジしているマルチプレーヤーであり、日韓合同ボーイズグループの育成プロジェクトも務めるユナク。そして2014年に俳優デビュー後数々の作品に出演しフレッシュなビジュアルと親しみやすいキャラクターで人気の瀬戸利樹によるトリプル主演。
【公演日程】
2023年2月3日(金)~2月9日(木)
【劇場】
日本青年館ホール
【公式HP】
https://www.flaglia.com