PROMO STAFF
2020年07月10日
メイク道具は清潔?梅雨時はカビ・細菌の繁殖に注意
じめじめ不快な梅雨の季節になると、心配なのがカビや細菌の繁殖です。食中毒や健康を害する原因になるため、気を付けなくてはなりません。
キッチンやクローゼットなど、家の中で注意する場所がいくつかあると思いますが、メイク道具に付着するカビや細菌が見落とされがちです。
今回はメイク道具に繁殖するカビや細菌とそれらが肌に及ぼす影響、繁殖を予防する方法などについて詳しく解説します。
1.梅雨時期はカビ・細菌の繁殖に気を付けよう
梅雨時期は気温・湿度ともに高くなるため、カビや細菌が繁殖しやすい環境です。
具体的にはカビは気温20~30℃、湿度80%以上の条件下で、細菌は気温30~40℃、湿度80%以上の条件下で繁殖が活発になります。
家の中ではキッチン、浴室、トイレなどの湿気が多い場所の他、換気の悪い押し入れやクローゼットも要注意です。
梅雨時期はキッチン用品の食毒や除菌、浴室はカビ取りなどを定期的に行う人も多いと思います。
クローゼットなど換気が悪い空間は扉を開けて風通しを良くしたり、除湿剤や防カビ剤などを置いたりして、カビの発生を防ぎます。
2.メイク道具はカビや細菌が繁殖しやすい
実は女性が毎日使うメイク道具も、カビや細菌の温床になるということをご存知でしょうか。
夏場の気温と湿度はカビや細菌繁殖に最適ですし、メイク道具はポーチやケースに入れられることが多く、換気の悪い空間といえます。
さらにメイク道具には皮脂などカビや細菌が好む栄養が付着しているのです。
特にファンデーション用のスポンジやパフにはファンデーションの油と皮脂が混ざり合い、湿り気もあって繁殖するにはもってこいの環境です。
ところでこれらのメイク道具を、どれぐらいの頻度で洗っていますか?1週間に1回は洗っているという人もいるかもしれませんが、
カビや細菌が増える速さは意外と早く、あっという間に増えてしまいます。
3. その肌荒れはメイク道具の汚れのせいかも
カビや細菌が繁殖したメイク道具を、毎日肌に塗り付けていると考えると恐ろしくなりますね。
ニキビがなかなか治らない、治ったと思ってもまた出来てしまう人や、メイクをすると肌が荒れてしまう人は、メイク道具についているカビや細菌が原因の可能性もあります。
目で見て汚れているようならもちろんのこと、そんなに汚れていなくても長い間洗っていなければ、カビや細菌がいる可能性は十分あります。
今日からメイク道具をきれいに保つように行動しましょう。
4.メイク道具は定期的に洗う
メイク道具はスポンジ・パフの他、ブラシやチップ、ビューラー、コーム、毛抜きなどがありますが、すべて清潔に保つように管理することが必要です。
ビューラー、毛抜きなどは除菌のできるウエットティッシュで拭き取るようにします。使用の度に行なうのがベストですが、少なくとも週1回ぐらいは拭き取りましょう。
コーム、ブラシやチップは中性洗剤で洗うのが簡単です。ブラシの中には水洗いや洗剤の使用ができないものもあります。
動物の毛などを使っているブラシは洗えないことが多いので、ブラシの説明書でお手入れ法を見てください。
スポンジやパフは1回使う度に洗うのが理想ですが、少なくとも数回~1週間使う度に洗剤で洗うようにしたいです。
習慣化すると苦にならないので、食事後の食器洗いに合わせてスポンジやパフも洗うなど、工夫をしてみましょう。
洗った後はカビや細菌の繁殖を防止するために、できるだけ早く乾かすよう気を付けてください。
5.清潔なメイク道具で快適に梅雨を乗り切ろう
カビや細菌は繁殖して目に見えるようになったときには、数えきれないほどに増えています。 汚れる前に洗う習慣を身につけ、洗った後はできるだけ早く乾かすように心がけてください。 収納する場所も汚れたままになっていないかチェックをしてメイク道具を清潔に保ち、肌トラブルを予防しましょう。