mugicha
2020年07月29日
褐色脂肪細胞を刺激するダイエットは嘘?やるなら肩甲骨ストレッチ!
肩甲骨付近に多く集まっている「褐色脂肪細胞」。
皆さんも一度は聞いたことがあるのでは?
肩甲骨を動かすことで、「褐色脂肪細胞」が刺激され脂肪燃焼を促して痩せる!
という「肩甲骨ダイエット」なるものも一時流行りました。
しかし!なんとこの「褐色脂肪細胞」には秘密があるのをご存知でしょうか?
命の危機になってはじめて活動する「褐色脂肪細胞」
「褐色脂肪細胞」は冷えると活発になるので、
冷たいシャワーで背中を刺激すると「褐色脂肪細胞」が動き出す…
なんて噂を聞いたことはありませんか?
これ、全くの嘘ではないのですが
実際に「褐色脂肪細胞」が活動する時は、人体の体温を調整するため。
例えば、マイナス何十度の極寒の山で運悪く遭難し、
人体が生命の危機的状況になった時…
そして「褐色脂肪細胞」は大人になるにつれ減少し、男女比もあります。
男性よりは多いと言われている女性でも、わずか数十グラム。
「褐色脂肪細胞」自体、増やす方法などは医学的に不明で、
いまだ研究途上のものなんです。
つまり、「褐色脂肪細胞」をダイエットに、というのは少し無理があり
寒ければいい!冷やせばいい!ということではないんですね。
でも、肩甲骨を動かして美ボディは本当!
長年のデスクワークやスマホの普及などで、姿勢が悪く、猫背気味…
そんな人に効果的なのが「肩甲骨ストレッチ」!
パソコンなど長時間していると、
どうしても肩が前に、背中が丸くなりがち。
そんな時、肩甲骨の状態は「外側」になっています。
こういった姿勢の悪い状態が続くと、特に太ったわけでもないのに
二の腕が太く見え、首も短く、肩幅が大きく見えるので
全体的に膨張して見えてしまうんです。
そこで「肩甲骨ストレッチ」!
肩こり対策にもなり、デスクでもできる簡単な方法をご紹介します。
①両腕を横に広げ、軽く拳を握ります。
②ひじを曲げて、両腕の拳を胸のあたりに。
③ひじを上にかたむけます。
※前から見ると、Vの字になるイメージ
※痛みがあれば上がるところまででOK
※肩が上がってしまわないよう注意
④息を吐きながら、両ひじをゆっくり後ろへ引いてください。
※肩甲骨をギュッと寄せるイメージで
※5秒くらいを目安にゆっくりと
⑤肩甲骨を寄せたまま、力を抜きます。
※ここまで1セット
※1回につき5回ほど行いましょう。
肩甲骨をしっかりストレッチして、デブ見え阻止!
姿勢美人を目指しましょう。