ちくまる
2020年08月10日
正しく、ムダ毛処理できていますか。
肌の露出が増える時期だからこそ、脚、腕、ワキなど気になる部分をしっかりムダ毛処理することはもちろん、正しいケアで全身ツルスベの肌にしたいもの。
そこで今回は、自宅でムダ毛処理をする際の正しい方法をご紹介します。
自宅で手軽にムダ毛処理をする方法といえば、
カミソリで剃るか、脱毛クリームを使うかの2種類。
では、それぞれの方法にはどのようなメリット、またデメリットがあるのでしょうか。
キレイにムダ毛処理をするコツなども交えてご紹介していきたいと思います。
カミソリでのムダ毛処理
<メリット>
カミソリのメリットといえば、手軽感です。
シェービングジェルやクリームさえ用意すれば、いつでも素早く処理できますし、お風呂に入るついでに行えば剃った毛の片づけもスムーズです。
<デメリット>
一番は肌への負担が大きいこと。
また、カミソリで剃った毛の断面は意外と大きいので、
黒いポツポツができてしまったり、逆に毛が濃く見えてしまったり。
触るとチクチクするというのも悩ましいところです。
根本から毛をなくしているわけではないので、
少しでも伸びたらまた剃ることになるという点もデメリットと言えるでしょう。
脱毛クリームでのムダ毛処理
<メリット>
カミソリとの大きな違いは、毛穴の少し奥までクリームが入り込んで毛を溶かすという点。
そのため、カミソリで剃った際に出てしまいがちな黒いポツポツ(毛の断面)もなく、上手に使えばとてもキレイに処理できるというのがメリットです。
毛を溶かすことで毛先が柔らかくなるので、処理後もチクチクすることもなく、
また毛が生えてきたころの肌触りも悪くありません。
<デメリット>
こちらも、肌への負担が非常に大きいです。
なにせ毛を溶かす薬品を使っていますからね。
成分が肌に合わない場合もありますし、頻繁に使用すれば肌荒れを起こす可能性もあります。
また、処理する部分に薬品を塗ってから一定の時間、置いておく必要があるため、カミソリよりも時間と手間が掛かってしまうというデメリットがあります。
カミソリの正しい使い方
カミソリを使用する際は、部位ごとに適したカミソリを使うようにしましょう。
腕や脚といった処理する範囲が広い部位に関しては、刃の幅が広い5枚刃のT型のカミソリを使用。
指などの細かい部分の処理には3枚刃のカミソリを、ワキなどのデリケートな箇所には、小回りのきくI字型のカミソリがおすすめです。
また、I字型のカミソリは細かい処理に適しているため、顔の産毛処理にもぴったりです。
石けんやボディソープの泡で剃るという方がいますが、これはあまりおすすめできません。
なぜなら、石けんの泡というのは肌表面の角質を溶かす効果があるため、そこへ切れ味の鋭いカミソリをあててしまうと、柔らかくなった肌の表面を削り取ってしまうことに。
肌へのダメージが倍増してしまいます。
カミソリでムダ毛処理をする場合は、シェービング用のクリーム、ジェルを使うようにしましょう。
除毛クリームの正しい使い方
①毛クリームを塗る前にはパッチテストが必須。
やり方としては、二の腕の内側に10円玉大くらいでクリームを塗る。
そして10分ほど置いて拭き取り、ぬるま湯ですすぐ。
その後は、48時間ほど様子を観察し、赤みやかゆみなどの異常がなければOKです。
②除毛したい部位にクリームをムラなく、根元までクリームが届くようたっぷり塗っていきます(厚さは1mm~3mmほど)。
ここで塗りが薄すぎると、うまく毛を溶かしきれずに残ってしまったり、ムラができたりするので注意してください。
③各製品で指定された時間が経ったらクリームを除去していきます。
付属のスパチュラやスポンジ、やわらかいティッシュなどで、毛の流れと反対の方向で取り除くのがコツです。
すべてのクリームを取り除いたら、ぬるま湯でよくすすいでください。
クリームが残ってしまうと、肌トラブルに繋がる可能性もあるため、
しっかり洗い流しましょう。
カミソリでも除毛クリームでも、処理した後の肌というのはデリケートな状態になっています。
必ず保湿クリームやローション、化粧水や乳液でしっかり保湿するようにしましょう。
処理して満足するのではなく、処理後のケアをするまでが「ムダ毛処理」ですよ♪