PROMO STAFF
2020年08月12日
サンダルを履くと、においが気になる?
夏になるとサンダルを履きたくなりますね。サンダルだと蒸れないからにおわないと思っていませんか?実はサンダルも要注意すべき「におう履物」なのです。 今回はサンダルを履いた時になぜにおうのか、その理由と対策について解説します。
1.サンダルだとなぜにおう?
汗をたくさんかくと、体がいや~なにおいを発しますよね。これは皮膚の常在菌が汗の成分や角質を分解して、においを発する物質を生成するからです。
においを防ぐためには、汗をかいたらすぐに拭き取った上で、汗を吸った服を着替えるか速乾性のある洋服を着るようにしなければなりません。
サンダルがにおうのも、これと同じ理屈です。え?サンダルって通気性良いし、汗なんかすぐに乾くのでは?と思うかもしれませんが、実はそうでもないのです。
2.サンダルは通気性が悪い?
確かにサンダルはブーツやスニーカーとは違い、履くと涼しいし蒸れていないように感じると思います。
ところがサンダルは素足で履くため、足の裏から出た汗がサンダルと直に接します。サンダルの素材は汗を吸いにくいものが多く、足とサンダルが接している部分は汗が乾きにくいのです。
汗がずっと残ったままだと、皮膚の常在菌が汗の成分を分解してにおいの元になる物質を生成します。
足は洗えば済むのですが、汗・細菌・においの原因物質がサンダルに移ってしまうとサンダルもにおってしまうのです。
3.サンダルのにおい対策
では足とサンダルのにおい防止のために、何をすればよいのでしょう。
(1)汗をこまめに拭き取る
体が汗をかいたときのにおい対策と基本は同じです。足の裏とサンダルが触れている部分、特に足の指の間の汗をこまめに拭くのが理想です。
そうはいっても外でサンダルを履いているので難しいですよね。
そこでおすすめなのは、汗を吸ってくれるサンダル用の靴下を履くことです。
5本指でつま先が開いているものだと指の間の汗を吸ってくれるので、サンダルへのにおい移りがかなり減るでしょう。
様々なデザインのものが販売されているので、選ぶのも楽しそうです。滑り止めが付いているものは、サンダルを履くのが楽になるかもしれませんね。
(2)サンダル用インソールを使う
サンダル用靴下が苦手な人や、サンダルと靴下がどうしても合わない場合には、汗を吸ってくれるインソールがよいでしょう。汗を吸うだけではなく、
クッション性や滑り防止などの機能がついているインソールもあります。
(3)サンダルは数足を交替で履く
この他におい防止対策として、サンダルは同じ物ばかり履かないようにすることです。数足をローテーションで履くようにすると、乾かす時間も長くなりにおいが緩和されます。
(4)サンダルを洗う
サンダルににおいがついてしまった場合、洗える素材であれば洗いましょう。
革製のサンダルは洗えないので、お手入れ用のクリームで汚れを取り陰干ししてよく乾燥させるとよいです。
洗い方は素材により異なるので、素材に適した方法を試しましょう。
(5)足の角質ケアをする
皮膚の常在菌は角質も分解します。古い角質がはがれずにずっと残っていると、においの原因になってしまうので、サンダルを履く季節は特に、角質ケアをするようにしましょう。
4.気になるにおいを防いでサンダルを楽しもう
足のケア・サンダル用靴下やインソール・サンダルのお手入れなどを組み合わせてにおい対策をすれば、もうサンダルのにおいを気にしなくても大丈夫!汗とにおい対策をしっかりと行い、サンダルで夏のおしゃれを楽しみたいですね。