
まっつん
2020年08月31日
そのダイエットサプリやダイエット茶、飲み続けて大丈夫?気を付けたい下剤成分とは?

頑固な便秘の人やダイエット中の人は「ドッとでる!驚くほどのスッキリ体験♪」なんてフレーズに飛びついていませんか?
一時的にダイエットサプリやお茶を飲んで便を排出させるのは悪いことではないですが、飲み続けると胃腸に悪影響が出るものがあるんです。
今回は、便秘の人がやりがちな下剤やダイエットサプリ・お茶の常用の危険性についてのお話です。
下剤を常用すると腸がのびる?!

実は私も学生時代(もう何十年も前ですが…)、まだセンシティブで傷つきやすい(?)
女子でストレスが胃腸にくるタイプだったからか、慢性的な便秘でした。
便秘に良さそうな野菜や納豆を食べてもダメ、マッサージをしてもダメ。
結果、下剤に頼ることに。
下剤って最初は効きますが、繰り返し飲んでいると耐性がついてしまうのか効かなくなってしまうんですよね。
その理由を調べると「下剤を多用すると、いずれ腸が伸びて自分で排便できなくなる」ということがわかって、怖くなってやめました。
下剤にもいろいろ種類がありますが、特に常用を避けたいのは大腸を刺激して便を排出させる「お腹がぎゅーっと痛くなる」刺激性のもの。
こういった刺激性の下剤で不自然な排便を繰り返していると、腸が自力で働けなくなり、脳にも排便の信号を送れなくなるんだとか。
これは怖い。
ただ、下剤を常用する人はあまりいないかもしれませんが、その刺激成分がダイエットサプリやダイエット茶に含まれていることがあるんです。
下剤成分が含まれていないかチェック!

今飲もうか検討している、あるいは常飲しているダイエット茶やサプリには、
「センナ」「アロエ」「大黄(ダイオウ)」「キャンドルブッシュ」などが含まれていませんか?
これらの成分を飲むと、お腹がスッキリして体が軽くなった気がするかもしれません
一時的に飲むのなら問題ありませんが、ずっと飲み続けるのはやはり危険。
次第に「これを飲まないと排便が来ない」状態になると、先ほど述べたとおり腸がどんどん働かなくなり便秘が深刻化することがあります。
私はこうやって頑固な便秘と向き合った!

何をやっても解消しない便秘に悩まされている方にとっては、「結局下剤が一番効果的だもの…」と思いますよね。
私は、学生時代の頑固な便秘をどうしたかというと、梨を食べて自然に出るのを待ちました。
こればっかりは相性があるので、どんな人にも良いとは言い切れませんが、梨に含まれるソルビトール(整腸作用あり)や、
食物繊維が功を奏したのかもしれません。
また、今や小学生の娘も小さい頃はなかなかの便秘っ子でしたが、それを解消したのは納豆+整腸剤、
野菜ジュース(砂糖・塩などが無添加)。
整腸剤は、便秘薬と違って腸内の善玉菌の働きを助けて自然に近い排便を促してくれます。
納豆を食べた後に整腸剤を飲むと、納豆に含まれる食物繊維や善玉菌の働きをUPさせてくれるんだとか。
また、野菜ジュースもおすすめ。砂糖や添加物がたっぷり入ったものではなく無添加のものを飲み続けると体質にあったのか、
便秘知らずで過ごせています。
ただ、これはあくまでも一例。
納豆のみ、野菜ジュースのみ、ではなくいろいろな食材をまんべんなく摂ることで胃腸の善玉菌は増え、活性化していきます。
自分に合う食材を探しつつ、いろいろな食材を食べて自然なお通じを促したいですね。