PROMO STAFF
2020年09月25日
呼吸で変わる美容と健康
普段意識しない呼吸ですが、生きていくためには欠かせないものです。 実は呼吸の仕方で身体に変化が起きることをご存知でしょうか。よい呼吸の方法を知っていれば、美容と健康にも役立ちます。 そこで今回は、よい呼吸の仕方と効果について紹介します。
1.呼吸はなぜ大切か
呼吸は酸素を身体に取り入れ、体内で作られた二酸化炭素を排出します。
身体が酸素を必要とするのは、身体を動かすためにはエネルギーがいるからです。
細胞の中にあるミトコンドリアが、酸素を使ってブドウ糖からエネルギーに変換しているのです。
また呼吸の仕方で、血流や血圧などが変化することもわかっています。
つまり呼吸の仕方を変えると、体内の臓器にも影響が及ぶということです。
2.よい呼吸とは
(1)鼻呼吸をしよう
鼻から息を吸うことで、埃やウイルス・細菌などをキャッチすることができます。
また鼻は空気を温め湿り気を与える機能もあり、肺や身体を守る重要な働きもしています。
(2)深い呼吸を心掛ける
呼吸は精神状態や姿勢とも深く関わっています。
ストレスが溜まっているとき、怒りや悲しみなどで精神的に不安定な状態のときは、呼吸が浅くなりがちです。
姿勢が悪いときにも肺に十分空気を送り込めないため、浅い呼吸になりやすいです。
一方リラックスしているときや精神的に安定しているときには、深い呼吸ができています。
姿勢がよいと、肺に空気が送り込みやすいので深い呼吸が可能になります。
正しい姿勢をキープすることは、呼吸はもちろんのこと、インナーマッスルを鍛えて太りにくくもなり、
背中・お腹・腰などに脂肪もつきにくくなります。よいことばかりですね!
スマートフォンやパソコンの画面を見ているうちに、猫背になってしまう人が多いと思いますが、
猫背は顔のたるみにつながるので、気をつけましょう。
3.呼吸に意識を向けよう
無意識にしている呼吸ですが、呼吸の質を改善するだけで得られるメリットの大きさはわかっていただけたと思います。
少し呼吸に意識を向けて、身体によい呼吸をしてみませんか?
深い呼吸をするためには、腹式呼吸がおすすめです。男性は無意識に腹式呼吸ができている人が多いですが、女性の多くは胸式呼吸です。
また浅い呼吸のときにも、胸式呼吸になっていることが多いです。自分がどちらの呼吸をしているかわからない場合には、
息を吸ってみてお腹が膨らんでいると腹式呼吸、胸が膨らんだり肩が上がったりすると胸式呼吸をしている可能性が高いです。
(1)簡単にできる腹式呼吸の方法
それでは簡単な腹式呼吸の仕方を説明します。腹式呼吸のコツは、息を吐ききることです。
息を全て吐ききった後、お腹の力を抜くと自然に空気が入ってくると思います。
これが腹式呼吸です。すべての空気を吐ききるときには、お腹に力が入っていてお腹が凹んでいます。
そこで力を抜くとお腹が元に戻ります。このとき自然に空気が入ってきます。実はこれが腹式呼吸なのです。
(2)腹式呼吸はなぜよいか
腹式呼吸をしてみてわかることは、息を吸うために力を入れる必要はないということです。胸式呼吸では肩や胸・喉に力が入るので、疲れてしまうのです。筋肉が緊張し、肩こりの原因にもなります。
身体に余計な力を入れる必要がないので、リラックスした状態を保てます。
また腹式呼吸は横隔膜を上げ下げするので、胃腸が活発になり便秘が改善するとも言われています。
腹式呼吸にするとリラックスできるので、ストレスにも強くなりホルモンの乱れなども緩和されるでしょう。
4.呼吸のパワー
1日くらい何も食べなくてもすぐに死んでしまうことはありませんが、呼吸をしないで1日も生きることはできません。
それだけに、よい呼吸(深い呼吸)を維持することで身体へのプラスの影響は想像以上だと思います。
深い呼吸をするためには、腹式呼吸をマスターすることをおすすめします。
今まで何度か腹式呼吸にトライしたけれど、やり方がよくわからなかったという人は、
この記事で紹介した簡単な腹式呼吸の仕方を試してみてください。