PROMO STAFF
2020年12月14日
三日坊主をやめるには
決めた当初はやる気に満ちているのに、その気持ちを持ち続けることができないという人は多いと思います。
三日坊主の人とそうではない人との違いは何でしょうか?
決めたことを続けられる人は皆、意志が強く努力家なのかといえば、実はそうではなく意外とちょっとしたことで三日坊主を卒業することができるのです。
今回は三日坊主をやめるコツを紹介します。
1.なぜ三日坊主になる?継続を阻むもの
「やろう!」と決めてもなぜか長続きしないという人は、気合が入りすぎている・期待が大きすぎる・がんばりすぎることが原因になっている可能性があります。
面倒くさくなってしまう人は、面倒と感じるほど事を複雑にしていたり、自らハードルを上げたりしているのかもしれません。
三日坊主を卒業しようとして、目標を立てたりするのはNGです。
2.どうすれば三日坊主をやめられる?
目標を立てることは悪いことではなく、レベルアップには必要なことです。しかしそれよりも、まずは続けられるような仕組みを考えることです。
(1)ルーティン化する
その仕組みは複雑ではなく単純なことで、何も考えず日常生活のルーティンの中に組み込んで、習慣化するだけです。
具体的には目覚めてすぐ、食事の後、入浴後、通勤の移動中など、繰り返し行う行為と習慣化したい行動をセットにします。
(2)ノルマ・計画は不要
習慣化に成功するためには、三日坊主の人が特に注意すべきことがあります。
それは初めからノルマを課したり、きっちり計画を立てたりしないことです。まずは実行するタイミングを決めて、その時間に短時間でもよいので取り組むことです。
(3)楽しいことをする
どんなに短くても大丈夫です。とにかく毎日行うことが重要です。さらにもっと重要なことは「楽しい」やり方を見つけることです。
大事なことなので、習慣化に成功するコツをまとめます。
● 日常生活のルーティンの中に組み込む
● 取り組む時間は短くて良い
● はじめは計画を立てたりノルマを課したりしない
● 楽しいと思うことが最も重要
3.続けていくためのコツ
上手く習慣化することができたら、次はそれを長期継続するための仕組みを作ります。
習慣化することに成功しても、楽しくなければ続けることが難しくなってきます。そこで日々の繰り返しにも飽きずに、楽しく続けるための方法について紹介します。
(1)達成可能な小さな目標を持つ
マンネリ化すると飽きてくるので、対策を立てます。まずは達成できる小さな目標を立てます。大きな目標があれば、それに近づくための小さな目標を立ててみましょう。
(2)欲を出さない・無理しない・がんばらない
欲を出さない・無理しない・がんばらないようにします。
続かない人がしがちなことは、気合を入れてがんばったり、成果を過度に期待したりすることです。短期戦の場合はそれでも良いのですが、長期戦はペース配分が大事です。
毎日の積み重ねは安定した進歩・成長があり、短期集中型で得られる成果を凌駕します。
(3)できることに目を向ける
時には思ったように進まないこともあると思います。上手くできなくて焦ることもあるでしょう。
しかしできないことに目を向けるよりは、今できていることに目を向けて進歩を喜び、それをモチベーションにすると毎日の取り組みのエネルギーになります。
(4)執着心を捨てる
また最終目標が遠く、自分が無力に感じることがあるかもしれません。そんな時は思い切って目標を持たないで「今」を楽しむのもよいことです。
目標への執着を捨てることで、プレッシャーから解放されます。最終目標があろうながかろうが、毎日続けていれば必ず前に進めます。自信を取り戻したら、また目標を設定すれば良いのです。
続けていくコツもとても大事なのでまとめると、
● 達成可能な小さな目標を立てる
● 欲を出さない・無理しない・がんばらない
● できないことよりも、できることに目を向ける
● 執着心を捨てる
4.継続と努力は関係ない
ひとつの事を続けている人は、相当な努力家なのだろうと思いがちです。しかし実はそうとは限りません。
私は15年継続して続けていることがあり、人からは努力家と言われますが、私自身は全く努力しているつもりはなく、ただ楽しいから続けているだけです。
楽しければがんばらなくても続けることができます。だから楽しく取り組む方法が見つかれば、努力は不要なのです。
努力しなくてもよいとわかると、かなりハードルが下がったのではないでしょうか。やっぱり楽しむことが一番です。