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まっつん

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炭酸水を寝る前に飲んでも大丈夫?寝る前は避けた方がいい理由

寝る前には何を飲んでいますか?
お水を飲む方が大抵かもしれませんが、炭酸水を飲んでいるという方はいませんか?

実は、私は普段から炭酸水を水がわりに愛飲。就寝前にも飲みますし、就寝中も喉が渇いたとき用に炭酸水を枕元に置いておくほどでした。

ただ、歯磨きをした後の就寝前や日中に炭酸水を水替わりにちょくちょく飲むのはNGなんだそう。

体に良いとされる炭酸水ですが、歯にはちょっと要注意。
今回は、炭酸水が歯に与える影響についてお話します。

炭酸水が歯に与える影響とは

糖がたっぷり入った炭酸飲料が歯に良くないことは知っている方も多いはず。
では無糖の炭酸水はどうでしょうか。

炭酸水は水に高圧力で炭酸を注入し溶け込ませたもので、pHは弱酸性。
口の中は、酸性の飲み物が入ってきても唾液で中和して中性に戻します。

ただ、このpHの値が低いほど歯のエナメル質を溶かしていくので、頻繁に飲むほど中和作用は追い付かず、歯に負担をかけることになります。

ここで飲み物のpHの目安を一覧にしてみました。

普段あなたがよく飲むものは、どのあたりに位置しているでしょうか。 これを見ると、歯にとってリスクが低い飲みものは少ないですね…炭酸水やコーヒーは弱酸性とはいえ、日中にちょくちょく飲んでいる方は歯のエナメル質が少し薄くなっているかも…?
(炭酸水もコーヒーも愛飲している私はかなり危険…)

歯のエナメル質が溶けるとどうなる?

酸性のものを頻繁に摂ると、歯のエナメル質が溶けて酸蝕歯(さんしょくし)になる可能性があります。
酸蝕歯になると、歯の表面の色や形が変わり冷たいものや温かいものがしみるようになり、一度失ったエナメル質は元には戻りません。

虫歯とは異なるため、キレイに歯磨きをしていてもなる可能性があるので注意しましょう。

無糖の炭酸水でも注意が必要

砂糖が入っていなくても、レモン風味・グレープフルーツ風味など、フレーバー付きの炭酸水は酸性度が高め。

風味付けのためにクエン酸が添加されているものなど、レモンに近い味のものほど酸性度が高いので、炭酸水の原材料が『水・炭酸水』のみになっているものを選ぶといいでしょう。

また、日中は口の中の唾液分泌が多く、中和作用が働いているのでそこまで過敏になる必要はありませんが、 就寝中は唾液の分泌量が少なく中和作用が弱まります。歯磨き後に飲むのは避けた方が無難。

歯の負担を減らす炭酸水の飲み方とは

炭酸水のシュワシュワ感が好きで、口の中に溜めてその感覚を楽しむという方はいるでしょうか。実は、それも酸に歯のエナメル質を長時間さらすことになるので、やめた方がいいかも。

こまめに飲みたい、寝る前に飲みたいという方は炭酸水を飲んだらすぐにうがいをするか水を飲むなどして、口の中を中性に戻す工夫をしましょう。

ちなみに、一番歯に良い飲み方はストローで飲む方法。
口の中に炭酸が広がらないのでオススメです。 爽快感が味わえたり、ダイエット中の満腹感を補ってくれたりと何かと重宝する炭酸水。
弱酸性なのでそこまで歯への影響を気にする必要はありませんが、ずっと付き合う歯だからこそ、飲むタイミングや飲み方は少し工夫できるといいですね。